京都で予約の取れないお店、祇園「枝魯枝魯」の姉妹店である木屋町
「枝魯枝魯ひとしな」に行ってきました。祇園「枝魯枝魯」は店舗が狭いので去年に閉店してしまって「ひとしな」の方に移行してしまったらしい。
店の外観は写真上の通り築70年以上の町屋を改装した京都っぽさ満点のお店。中に入ると高瀬川に面した側がガラス張りになっていて風景も楽しめる。
一階席はカウンター席のみ。
板前のお兄さんがかなりファンキー。髪の毛ブルーとかモヒカンとか。私はそういうの好きなので和食との組み合わせの意外さがかっこいいなぁと思うのですが保守的な人や年配の方は落ち着けないかもしれないですね。そういう人はもっとオーソドックスな懐石のお店に行けばよいでしょう。店内は狭いので隣の席との間隔はやや近めだし、二階席もあるせいで店員さんが一階と二階を行き来するので少し落ち着きはないかも。私が行った日も予約でいっぱいで次の予約のお客さんも待ってるみたいなので食べたらすぐ出なきゃって思ってしまいました(決して店員さんはせかす感じではないのでご安心を)。でも、一風変わった和食が食べれるので普通の和食に飽きた人とか珍しいもの好きの人にはオススメしますよ。
お店の雰囲気もかしこまるほど気取り過ぎないけどおしゃれなので、ちょっとしたデートや女友達との食事に最適だと思う。
一品目は春菜で白身のお魚を蒸し焼きにしたもの。生姜が味のアクセントになっています。上に載っているのは春牛蒡のきんぴら。こちらは濃い目の甘辛い味付けで薄味の緑野菜と一緒に食べるとちょうどよいです。
こういう色々なものがちょっとづつのってるのって目でも舌でも楽しめて、私好きなんですよね。
子鮎のてんぷらにトマトベースのソースをかけたものや、よもぎのチラシ寿司、ハタハタのから揚げ、抹茶で味付けした鶏肉などなど。
アサリとキャベツのおすまし。
京都らしく薄味ですがキャベツの甘みとアサリのダシがばっちり主張しているので味付けは薄いのが正解。
お刺身とそら豆しんじょう。
なんの刺身だったか記憶が…。写真みるかぎりカツオかな?
たまり醤油の他にもろみ醤油もでてきます。お好みでつけてくださいとのこと。ただ刺身にはたまり醤油がそらまめしんじょうにはもろみ醤油が合うと思いますよともおっしゃってました。
おつぎは茶碗蒸し。「しゃく」っていう甲殻類が入ってます。殻も頭もたべれるらしい。味は沢蟹に近いは見た目はしゃこに近いです。とにかく初めて聞いたし初めて食べた。緑のソースは枝豆だったかそら豆だったかこちらも記憶が…。
メインディッシュは鯛のから揚げと色々野菜(ナスとかパプリカとか玉葱とか)の炒め物。トマトベースのソースとお酢のゼリーが横についててこれを混ぜ合わせて鯛のから揚げにつけて食べるのです。お酢のゼリーは混ぜ合わせるとマイルドな酸味になってとってもおいしい。ちなみに白子ものってましたよー♪
これはお口直し。なんと「ちりめんじゃこのゼリー」!!
ゼリーと言っても甘くはありません。しっかりちりめんじゃこ味です。冷たいスープ的な感覚で頂くといいかもしれません。ゼリーと思うとちりめんじゃこの味が口に広がった瞬間、違和感感じますもん(笑)
湯葉の入った雑炊。
湯葉が入っている上、薄味でこれもとっても京都らしい一品。
デザートはいろんな色の白玉を使ったぜんざい。
色によって味も違うんですよ。緑はよもぎ、ピンクは梅、赤はカシス、青はブルーリキュールといった具合です。たしか6種類あったはず。
これでお値段
3680円。
夜にこの値段でこの内容のコースって結構お値打ちだと思います。斬新な雰囲気も気に入りました。この価格設定は嬉しいのでまた行きたいなぁと思います。
◆枝魯枝魯ひとしな
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