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映画感想「スラムドッグ$ミリオネア」
やっと見てきました。
ダニー・ボイルの作品は「トレスポ」も「28日後…」も大好きです。
アカデミー賞総なめなので見なきゃなーと思いつつやっと最近映画館に足を運びました。
人の感想とかあえて読まずに行ったのでクイズミリオネアを主軸にどうやってインドの貧困描くねん?と不思議に思ってたんですが、構成がめちゃくちゃ上手くて見入ってしまいました。
いかにもダニー・ボイルの作品!って感じの疾走感があり、とにかくテンポがよく終始画面に釘付けでした。
クイズの問題が最初〜最後までスラムで必死で生き抜いてきた無学な主人公ジャマールの半生の出来事から答えが出せるという劇的なストーリー。エンディングではインド映画らしいダンスもあってそれ見てたら、つじつまがちょっと合わないところも感情移入し切れなかったところもどうでも良くなってすっきりしたわ(笑)
それにしてもインドのみのもんたにもイライラさせられた〜!

JUGEMテーマ:映画


映画(ドラマ) | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0)
試写会感想『プロヴァンスの贈りもの』

監督・製作:リドリー・スコット

出演:
ラッセル・クロウ/マリオン・コティヤール/アルバート・フィニー/フレディ・ハイモア/アビー・コーニッシュ /トム・ホランダー/ディディエ・ブルドン/イザベル・カンディエ/ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ

ストーリー:陽光ふりそそぐプロヴァンス。豊饒なる土地から極上のワインが生まれるように、思いがけない休暇から、とびきりの恋が生まれた。イギリスのロンドンで超多忙な毎日を送るマックス。南仏プロヴァンスでレストランをきりもりするファニー。二人は、マックスが遺産相続のために、亡くなったヘンリーおじさんのプロヴァンスにあるシャトーを訪れたことから、運命的な出逢いをはたすのだが…。

会社の方から「試写会当たったけど急にいけなくなっちゃったからかわりに行かない?」と素敵なお話があったので観てきました。
正直、完璧ノーマークの映画で試写状貰わなかったらきっとみることなかっただろうなぁって映画なんですよ。

ポスターのデザインからして、ベタベタな恋愛映画っぽいし、タイトルに入ってる"プロヴァンス"って地名からして20代後半〜30代OLがターゲットですって感じが伝わってくる上、監督のリドリー・スコットは私の中ではいまだにエイリアンとテルマ&ルイーズのイメージが強くて…。しかも主演がラッセル・クロウってグラディエーターの組み合わせやん!!ますます、プロヴァンスを舞台にした恋愛映画とはイメージが遠くなってきたぞ。むむむ…。と思ってましたが、予想に反してすごく面白かったです。ごめんなさい。

恋愛映画というよりは、コメディタッチのヒューマンドラマと言った方がしっくりくる映画でした。ラッセル・クロウ演じる超エリート株トレーダーがおじさんの死をきっかけに昔過ごしたプロヴァンスのおじさん宅(シャトー)を訪ね、そこで懐かしい素敵な思い出が色々よみがえってしまい・・・というよくありがちな内容なんですが、これを思わず笑っちゃうシーンやセリフを織り交ぜながら描いていくので一切飽きることなく2時間みれちゃいます。ラストもすっきりハッピーエンドですからデートムービーとしても最適だと思います。

ラッセル・クロウの子供時代を「チャーリーとチョコレート工場」や「ネバーランド」の名子役フレディ・ハイモアくんが演じてて、これがかわいくていいんですよ!!この少年とおじさんとの思い出話をもっと掘り下げてほしかったなぁってぐらいおじさんもいいキャラしてました。

この映画を見てるとプロヴァンスに旅行したいなぁという思いにかられますが、プロヴァンスに旅行したり住んでた経験があるから懐かしくてって理由でこの映画を観るとちょっとがっかりするかも…。きれいな風景とか映ることは映るんですが、建物の中での場面が多いので若干肩透かしをくらうかもです。あと田崎真也監修ってなってるのでワインマニアさんも気にして観に行くかもしれないですが、別に田崎真也が監修する必要なくない!?って感じでした。シャトーでの話ですしワインはいっぱい出てはくるんですけどね。ただ、皆が吐き出しまくってたあのまずいワインはどんだけひどいのか飲んでみたいぞw

ちなみに公開は8月4日からだそうです。
この夏のデートムービーとして選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?オススメしますよ〜。

プロヴァンスの贈りもの
映画(ドラマ) | 23:50 | comments(4) | trackbacks(2)
感想『ボルベール <帰郷>』


監督: ペドロ・アルモドバル
出演: ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、ブランカ・ポルティージョ、ヨアンナ・コボ、チュス・ランプレアベ

ストーリー:失業中の夫と15歳の一人娘パウラを養うため、せわしなく働くライムンダ。明るくたくましい彼女にも、10代の頃、確執のあった母がそのまま父と一緒に火事で亡くなってしまうという苦い過去があった。そんなある日、夫がパウラに関係を迫り、抵抗したパウラに刺し殺されてしまう。ライムンダは愛娘を守りたい一心で、夫の死体の処理に奔走、事件の隠蔽を図る。そのさなか、今度は故郷ラ・マンチャに住む伯母の急死の報せが。ライムンダの姉ソーレが葬儀へ駆けつけたところ、彼女はそこで死んだはずの母イレネの姿を見掛けたという奇妙な噂を耳にするのだったが…。


「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル監督の新作をみてきました。先輩の友人がGAGAにつとめており、無料招待していただきました。だから宣伝するって訳ではないのですです。ほんとにいい映画ですよ!

アルモドバル監督の作品にハズレはないのか!?とにかく面白かったです。
愛娘が夫を刺し殺してしまって、愛娘を守りたいがゆえにそれを隠そうとするというなんだかミステリータッチの展開で普通ならドロドロしてて暗くなりそうなストーリーにもかかわらず、くすっと笑えるシーンもあったりしてあくまで母性愛とかの方に重点を置いた映画だなぁと感じさせてくれて、あらすじを読んだだけだと感じることのできないあったかさを感じることができました。
ペネロペのお姉さん役とお母さん役の2人が暗くなりそうな映画に笑いをそえてくれてナイスキャラクター!でしたよ〜。

ペネロペの演じる女性がすっごくキュートで、でもちゃんと力強さもあっていいです。衣装提供がプラダらしく色鮮やかな衣装がスペイン映画っぽくてペネロペにぴったりでした。ペネロペ美しすぎる!!

ペネロペファンもアルモドバル監督ファンもどちらも楽しめる映画だと思います。

ボルベール オフィシャルサイト
映画(ドラマ) | 10:36 | comments(6) | trackbacks(4)
『善き人のためのソナタ』感想。

1984年、東西冷戦下の東ベルリン。
壁の向こうで、何が起こっていたのか?
ようやく明かされた“監視国家”の真実――。

あの日、聴こえてきたもの。それを聴いたとき彼は、生きることが与える歓びに震える。

国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。成功すれば出世が待っていた。しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで監視する側である自分自身が変えられてしまうということだった。国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、いつの間にかその自由な思想、音楽、文学、生活や愛に影響を受け、今まで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく・・・。

今年度のアカデミー外国語映画賞を受賞したドイツ映画です。
結論から言って、今年はまだ少ししかたってないけど今年1番の映画かもというぐらい近年みた映画の中でも秀逸な作品でした。
映画館で恥ずかしいぐらいボロボロ涙をこぼしてしまった・・・。そのぐらい印象的でいいラストシーンが待ってるんです。これを見ないことは人生の損失かも・・・。久しぶりにほんと映画館に観に行ってよかったと心の底から思えた映画でした。エンドロール中も映画の余韻に浸って涙が止まらなかったです。

ナチスの映画はよくみるけど、シュタージについて描かれた映画をみるのは初めてで(きっと作品自体もそんなにない???)たいした予備知識すらつけずに見に行ったんですが、映画を理解するのには全く問題なかったですね。監督・脚本のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが4年もの歳月をかけて歴史学者や目撃者への取材をおこない完成させたというだけあって盗聴と監視によって体制を維持した国家の生々しい悲惨な雰囲気はすごく伝わってきます。

この映画の登場人物は主に3人。

・ヴィースラー:シュタージの敏腕監視員
・ドライマン:劇作家
・クリスタ:女優でドライマンの恋人

ヴィースラーは盗聴・監視する側だけどそこに悪意は一切なくて、そうすることが社会のためになると本気で思っていて、ちゃんと信念を持った職人堅気なプロの監視員。シュタージの上官達やらは出世を狙ってたりする一方、ヴィースラーは出世とかには興味を示さないあたりからもそれが表れているかと。
一方、ドライマンは東ドイツで有名な劇作家。国家から追いつめられて自殺した友人の劇作家の死をきっかけに監視国家への不満が爆発してこの現状を外の世界に伝えようとします。
クリスタは国家に反感を持ちつつも、でも女優としての仕事が大好きでそのために体制に逆らいきれないところのある女性です。

観客はこの3人の誰かにきっと感情移入するかと思うんだけど、ヴィースラー役のウルリッヒは東ドイツ出身の俳優で、実際にシュタージに監視されていたらしいです。そんな背景も手伝ってか、この人の演技がすごくて、シュタージの監視員という役柄上、主人公と言えどセリフは極端に少なく、観客はヴィースラーの感情の移り変わりをある程度、想像せざるをえないのですが、微妙な表情の演技でその想像を助けてくれて、簡単に感情移入させてくれます。この辺は脚本のうまさと彼の演技のよさに感心しっぱなしでした。まさか日本に生まれ育った私が、こんなに簡単に東ドイツのシュタージ局員に同調して涙を流してしまうとは〜!!驚きですよ。

※以下、ネタバレあり!!

そして涙なくして見れない終盤なんですが、善き人ヴィースラーのおかげでドライマンとクリスタに幸せな生活が訪れましたというラストにするというのもひとつの選択肢ではあったと思うんですが、あえてそうしないことで監視国家の悲惨さをより強く訴えかけるのに成功しています。
あと皆、感動するであろうラストのヴィースラーのセリフ。このセリフが映画中で唯一のドライマンとヴィースラーの感動的な接点になっておりとにかく必見です。ドライマンはヴィースラーに直接会ってお礼をいう機会があったにも関わらずこういう気のきいたラストを持ってくるあたりが盗聴する側とされる側という接触をもつはずない2人に唯一もたらされる接点としては本当いいラストだなぁと余韻に浸って涙が出てしまいました。
映画(ドラマ) | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0)
感想『主人公は僕だった』(原題「STRANGER THAN FICTION」)

ストーリー:私たちの人生のストーリーを書いているのは、運命?神サマ?それとも自分自身? 国税局に勤めるハロルド・クリック(ウィル・フェレル)の場合、なんとそれは文字通り“作家”だった! 毎朝同じ時間に目覚め、同じ回数歯を磨き、同じ歩数でバス停まで行き、会計検査官の仕事をこなして、毎晩同じ時間に眠る。そんな几帳面すぎる毎日を送っていたハロルドに、ある朝、突然、彼の行動を正確に描写する女性のナレーションが聞こえてくる。声の主は、悲劇作家カレン・アイフル(エマ・トンプソン)。10年の沈黙を破る最高傑作の完成を目の前にした彼女が、ラストでいかにして死なせようかを悩んでいる主人公こそ、ハロルドだったのだ。何とか自分の物語を喜劇にしようと生活を変え始めるハロルド。自分と住む世界が違う女性(マギー・ギレンホール)に恋をしたり、子供の頃の夢だったギターを弾いたり、愛すべき姿に変わりゆくこの人生を、ハロルドは守ることができるのか?
ニュージーランドからかえってくる飛行機の中でいち早く見ることが出来ました。日本での公開は5月からを予定しているようです。

「主人公は僕だった」っていう邦題はあんましいけてないけどこの映画、すっごく好きです。映像に遊び心があってセンスがいいし、ある日突然、自分の人生を正確にナレーションする謎の声が聞こえてくるようになるっていう突飛もないストーリー設定も面白い。

この声がある日「この何気ない行動がハロルドを死に向かわせるとはこのとき彼は知るよしも無かったのです。」と言ったからさぁ大変。自分が主人公のこの話の最後は悲劇なのか喜劇なのか!?とハロルドが奮闘していきます。

自分が近い将来死ぬという事実を突きつけられたことと、第三者が客観的にそれも自分よりもずっと表現力豊かな文章で自分の人生を語ってくれることによって、自分がいかに面白みの無い人生を送ってきたかということを知り、どんどん主人公は変化していきます、まず数を数える習慣がなくなり、子供時代の夢だったギターを始めたり、自分とは住む世界の違う女性と恋に落ちたりと生活が一変していく様は見ていて爽快。私の人生もナレーションしてみて欲しいなと思ってしまいます。さぞかし面白くないだろうなぁ。。。

こんな突飛もないストーリーにどんな落ちを持ってくるつもりなのか?と見ていたら落ちはストレートに予想通りでしたが、そのラストも私は結構好きで、ほんと素敵な映画でした。

あと、音楽もぴったり映画にはまっててセンスよいんです。
昔このブログでもチラッとオススメだよ〜って書いたことがあるSPOONが音楽を担当してて、曲がかかった瞬間「おお〜!!」と思ってしまった。SPOONの「Gimme Fiction」ってアルバム、素敵なので機会があったら聞いてみて下さい。

http://www.sonypictures.jp/movies/strangerthanfiction/index.html

映画(ドラマ) | 13:05 | comments(0) | trackbacks(1)
『ブロークンフラワーズ』感想
ブロークンフラワーズ
ブロークンフラワーズ

監督: ジム・ジャームッシュ
出演: ビル・マーレイ、シャロン・ストーン、フランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン
ストーリー:かつては多くの女性と恋愛を楽しんだ元プレイボーイのドン・ジョンストンは、中年となった現在も勝手気ままな独身生活を送る日々。そんなドンに恋人のシェリーも愛想を尽かして出ていった。そこへ、差出人不明のピンクの手紙が届く。便せんには“あなたと別れて20年、あなたの息子はもうすぐ19歳になります”と書かれていた。それを聞いた親友のウィンストンは、お節介にもドンが当時付き合っていた女性たちを訪ねて回る旅を段取りしてしまう。そして、気乗りのしないドンを強引に息子探しの旅へと送り出すのだった。

ジム・ジャームッシュという名前とカンヌで審査員特別グランプリ受賞と言うので期待しすぎると肩透かしな印象ではあるんですが、心に深く突き刺さることはないけどストーリ自体は単純なのでするっと心に入ってくる魅力のある作品です(解釈や足りない部分を観客が勝手に補わなければならない作品ではあります)。

以下ネタバレ感想!

ビル・マーレイ演じる主人公のドン・ジョンストンは元プレイボーイの中年男。今でも気ままの日々をすごしてて現在の恋人にも愛想着かされて出ていかれてしまいます。
そんなときに差出人不明のピンクの手紙が届き、そこに“あなたと別れて20年、あなたの息子はもうすぐ19歳になります。息子が父親探しの旅に出かけたのでいち早く知らせておきます。”というような事が書かれており、ドンは20年前に関係のあった女性達を訪ねる旅に出ることになります。

このドン役のビル・マーレイがとぼけたいい味だしてて、それだけでにやっとしてしまいます。あと、音楽のセンスのよさもジム・ジャームッシュっぽくて映画に華を添えています。 あと別れた女たちの役もそうそうたるメンバー(シャロン・ストーン、フランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン)でこの4人が20年前に別れた男との久しぶりの再会場面でそれぞれビル・マーレイとの間の微妙な空気を生み出しているのが面白い。そりゃ、今更誰も大歓迎はしないよなー・・・。

印象的な"ピンク"の手紙というアイテムを冒頭に配置しといて、その後も要所要所にピンクのアイテムを配置しているので、観客はいったい誰が母親なのかピンクのアイテムを画面中に探しながら想像力を働かせてこの映画を見ることになると思います。

結末としては、母親は誰だか分からないし、
旅から帰ってきたドンの元に意味深な若者が現れるんですが彼が息子かどうかも謎のままです。ただ、気のみ気のままゆる〜いオーラ出しまくりのドンが一瞬だけ父親らしさを垣間見せて、あとは観客のご想像にお任せしまーすという作りは好き嫌い分かれそうですね。

映画(ドラマ) | 20:55 | comments(0) | trackbacks(1)
シンデレラマン
シンデレラマン
シンデレラマン

ストーリー:愛する妻メイと3人の子供に囲まれ幸せに暮らすジムは、ボクサーとしても将来を嘱望されていた。だが1929年、彼は右手を故障してしまったことをきっかけに勝利から見放されていく。さらに時代は恐慌を迎え、やがてジムもライセンス剥奪で引退を余儀なくされ、失業者の一人として肉体労働をして家計を支えていた。そんなある日、元マネージャーのジョーから、一夜限りの復帰試合の話が舞い込んでくる。相手は勝ち目のない新進ボクサー。それでもジムは、その報酬で家族を救えるという一心で試合を引き受けるのだった…。

事実にもとづいた話ということで、突拍子もないような展開はなく単調ではありますが、最後まで安心してみることができる良作です。

見た人がすごい感動する!って言ってたので期待してましたが、そこまでではなかったです。ボクシングが終始でてくるのですが、私格闘技全般苦手でのめり込めなかったのを差し引いても傑作ってほどではないと思います。

あと、貧困に苦しんでる話って苦手なんですよね。。。
一人の元ボクサーがプライドも見栄も捨てて、大恐慌の中それでも家族を養っていくという話ですが、食べるものがなくて父親の分を子供にあげたりとか電気代が払えなくて電気を止められて寒さに耐えたりとか、そういうのは作り物でも心がきゅーってなってイライラするんですよね。シンデレラマンってタイトルからして最後はハッピーエンドなのが読めてるんですけどそれでも貧乏な話が苦手すぎてあんまりのめりこめませんでした。

ちなみに私は貯金残高が減ってくると他人の比じゃないぐらいイライラする。お金をやりくりしてる貧乏な話をみると、そのときのイライラ感を思い出して不快になります。そういう性格なのだから仕方がない。

主役のラッセル・クロウも良かったけど、奥様役のレニー・ゼルウィガーはもっと良かった。奥様からの視点で描いても面白かったかもしれませんね。

映画(ドラマ) | 14:39 | comments(2) | trackbacks(0)
ファニーゲーム
ファニーゲーム
ファニーゲーム

穏やかな夏の午後。バカンスのため湖のほとりの別荘へと向かうショーバー一家。車に乗っているのはゲオルグと妻アナ、息子のショルシ、それに愛犬のロルフィー。別荘に着いた一家は明日のボート・セーリングの準備を始める。そこへペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来る。はじめ礼儀正しい態度を見せていたペーターだったが、もう一人パウルが姿を現す頃にはその態度は豹変し横柄で不愉快なものとなっていた。やがて、2人はゲオルグの膝をゴルフクラブで打ち砕くと、突然一家の皆殺しを宣言、一家はパウルとペーターによる“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。

ミヒャエル・ハネケ監督は1997年にこの「ファニーゲーム」でカンヌパルムドールにノミネートされ、2001年の「ピアニスト」でパルムドールを受賞、2005年には「隠された記憶」でカンヌで監督賞を受賞するなど国際的に評価が高い人です。ピアニストは昔いっかい見たことあるけどストーリーだけ追っかけると単なる変態女の話でこちらもなかなか強烈でしたね。

それにしてもこの「ファニーゲーム」という作品が、パルムドール受賞は逃したもののノミネートされていたというのも驚き。出来は素晴らしいんです。ここまでの演出ってそうそうできるものとは思いませんから。しかし、多くの人に見せるための映画ではないと思う。いかんせんまれに見るほど不快になれる映画ですから…。

この映画でとことん観衆を暴力で不快にさせるのがハネケ監督の目的だったらしいのでそれならばこの映画は大成功でしょうね。ハリウッド映画と違って実際の暴力のシーンはいっさいフレームの外で行われていて映像にはうつりません。なのに今までみたどの映画よりも不快でした。

幸せな親子3人が訪れた別荘で2人組の男が現れファニーゲーム(快楽殺人ゲーム)を開始します。携帯電話は水の中に落とし使用不能状態に、その次に抵抗されると一番困るであろう父親の膝をいきなりゴルフクラブで打ち砕き、扱いづらい子供を真っ先に撃ち殺し、そのあと父親を射殺し、母親はヨットで湖に連れてって沈めてしまいます。それを淡々とカラッと描いているのが不気味でしょうがない。ちなみに撃つシーンはフレームの外で行われるので一切でてきません。

犯人2人組がとことん意地が悪いんです。そして観客をおちょくった行動を多々とるんですよね。この家族が12時間後に生きてるかどうか賭けをしようよとか、画面越しにウィンクしたりとか、母親が犯人に抵抗して銃をうつシーンはゲームの目的に合わないからとリモコンで巻き戻してしまってなかったことにしたりとか。観客をゲームの立会い人にしてしまおうという演出かと思うんですがこれがめっちゃ不快!ちなみにショーバー一家を皆殺しにしたあと新たなるゲームのターゲットのうちに入り込むとこで映画は終了!見てる間中イライラしてて、ストーリーの細部のどこをとったって一切救いのない徹底っぷりに見終わった後はどっと疲れと不快感が…。

ハネケ監督の演出力には脱帽しましたが、その才能を使ってこんなにも人を不快にさせる作品撮ってていいのかな。。。

映画(ドラマ) | 13:20 | comments(4) | trackbacks(0)
「ミスティックリバー」感想
ミスティック・リバー
ミスティック・リバー

監督:クリント・イーストウッド
出演:ショーン・ペン ティム・ロビンス ケビン・ベーコン ローレンス・フィッシュバーン マーシャ・ゲイ・ハーデン
ストーリー:ボストンの貧困地区。路上ではジミー、デイブ、ショーンの3人組がボール遊びに興じていた。ボールが排水溝に落ちたとき、不審な車が少年たちの傍に停まる。警官を名乗る2人連れは、3人の内からデイブだけを車に乗せ、静かに走り去った。数日後、デイブは暴行を受け、無残な姿で発見される。それから25年、同地区で殺人事件が発生。被害者はジミーの娘だった。捜査を担当するのは、今は刑事となったショーン。やがて捜査線上にデイブの名が浮かぶ。事件は3人の過去を弄ぶようにして、非情な物語を導いてゆく…。

映画館まで足を運んだ友達の「う〜ん。いまいちだった。」という感想が足かせとなり今の今まで観てなかったけど、やっぱ出演者が豪華すぎるので観てみることに。題材からして暗い話なのは承知の上でしたが、やっぱ気がおもーくなる映画です。イーストウッドっぽいクリアでない画面の色彩がどよーんとした雰囲気を強調してますね。
役者の演技はさすがというか鬼気迫るものがあるのでそれでごまかされがちですがよく考えたら脚本的には主要人物3人の心理描写がいまいち浅かったような〜。観てる間は、演技に圧倒されて一緒に苦しい気持ちになれるし、ラストはやるせない気持ちでいっぱいになるけど、思い返してみればそんなに深く心理描写描けてない!?って気付く感じ。キャスティングで持ってる感じの印象を受けましたが退屈はしませんでした。

トラウマがあるから人を殺したことを正当化できるかっていったらそんなこともないし、殺した相手が友人の娘だろうが性犯罪者だろうが殺人は殺人だし、復讐で人を殺すことはもちろん正義ではないので、なんか題材的に結構微妙です。

別にハッピーエンドの映画が好きって訳じゃないけどあの救いのないラストはちょっと憤りを感じたな。その割には私の実生活には密着してない話なのでそんなに印象に残るもんでもなかったかも。
映画(ドラマ) | 14:47 | comments(0) | trackbacks(0)
クラッシュ

 クリスマスを間近に控えたロサンジェルス。黒人刑事グラハムとその同僚でヒスパニックの恋人リア。銃砲店で不当な差別に憤慨するペルシャ人の雑貨店経営者ファハド。白人に敵意を抱く黒人青年アンソニーとピーター。地方検事のリックとその妻ジーン。差別主義者の白人警官ライアンと同僚のハンセン。裕福な黒人夫婦キャメロンとクリスティン。やがて彼らの人生は思いがけない形で交錯、大きく狂い始める…。

賞レース大本命のブロークバックマウンテンを蹴落として今年のアカデミー作品賞を勝ち取ったのでこれは劇場でみとかねばと見に行ってきました、「クラッシュ」。監督は「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー脚色賞にノミネートされたポール・ハギス。
題材的にはアカデミーとってなかったら私は興味もたなかったやろうな〜という感じのお話ではあります。勧善懲悪なんてありえないというか人間は善い面、悪い面持ってるんだよってお話です。あと、観てて気分が悪くなりそうなぐらい人種差別が激しいです。これ観てたら絶対アメリカには住めない!って思ってしまうほどです。

構成的にはいろんな人がいっぱい出てきて、ちょっとしたエピソードが何個も出てくるけどどれも言いたい事は一方向を向いてるという意味で、「ラブ・アクチュアリー」と同様の構成。恋愛要素はほぼないダーク版「ラブ・アクチュアリー」と言ったところでしょうか。ラブ・アクチュアリーってすごく人気ですけど、私どこがいいのかさっぱり分からなかったんですよね。いろんな男女がでてきて後半はびっくりするぐらい都合よく皆くっついていくって、幸せな気分になるというよりは、個々の話が薄っぺらい感じがして全然心に残らなかった…。
でも、この「クラッシュ」は個々の話は短いんですが、どれもインパクトのあるエピソードばかりです。個人的にはマット・ディロンのお話好きだな〜。人種差別主義のセクハラ刑事が、命をかけて事故から人を助けだすお話。あとはマイケル・ペニャの透明マントのお話もかわいくて良かったです。

まぁ、人間悪いことも善いこともするって理屈は分かるけど、この映画での描き方はちょっと極端な気もしましたけどね。私の感覚では悪いことも善いこともしないのが普通の大多数の人と思ってるので…。

これはDVD出たらもう一回観ようと思わせる良い作品です。オススメします。


◆オフィシャル・サイト(英語)
http://www.crashfilm.com/

◆オフィシャル・サイト (日本語)
http://www.crash-movie.jp/

映画(ドラマ) | 01:24 | comments(0) | trackbacks(1)

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