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「40歳の童貞男」感想
40歳の童貞男
40歳の童貞男
スティーヴ・カレル

監督:ジャド・アパトー
出演:スティーヴ・カレル、キャサリン・キーナー、ポール・ラッド、ロマニー・マルコ、セス・ローゲン

ストーリー:電気店で働くアンディは、フィギュア収集やテレビゲームをこよなく愛するオタクな40歳の独身男。ある日、アンディはひょんなことから自分が童貞である事実を仕事仲間であるデビッド、ジェイ、キャルたちに知られてしまう。驚いた3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようといろいろ世話を焼き始める。そんな中、アンディはネット競売の仕事をしているトリシュという女性と知り合い、ついに初デートに漕ぎ着けるのだったが…。

とくに有名な俳優が出てるという訳でもないのに全米興収1億ドルオーバーをたたき出す大ヒットとなっていてアメリカの映画館ではものすごい笑いを巻き起こしているいう噂だったので気になってました。あと邦題があまりにもストレートすぎだし・・・(原題は『The 40-Years-Old Virgin』)。

タイトルそのままストーリーは40歳まで経験のないアンディーという男性が主人公。アンディーは恋愛事は諦めて趣味に没頭する生活を送っていたけど職場の同僚にひょんなことから童貞であることがばれ、仲間達がおせっかいをやきいろいろレクチャーし始めるというラブコメ。

基本的に出てくる人すべてが善人なので見てて嫌な気持ちにはならない。アメリカ人なら笑えるのかな?と思えるよく分からないギャグはまぁ所々ありましたね〜・・・。
でもこの映画はコメディというよりはアンディが運命の女性と出会って成長していくお話でもあったので清々しい感動作と言った印象でした。

ちなみに私が一番笑ったのはアンディの胸毛脱毛大作戦のシーンです。
胸毛すごすぎwww
それからラストの"AQUARIUS"の大合唱シーンですかね。唐突にミュージカルになるあのセンス(元ネタはこれ)。

この映画、公開時は116分だったんですがDVDだと132分。
おっさんのロストバージン話に2時間以上と考えるとちょっとキモイですね・・・(^_^;)


映画(ラブ) | 11:11 | comments(0) | trackbacks(1)
『ジャケット』感想
ジャケット
ジャケット


監督 : ジョン・メイブリー
脚本 : マッシー・タジェディン
製作 : ピーター・グーバー、ジョージ・クルーニー、スティーヴン・ソダーバーグ

ジャック・スタークス : エイドリアン・ブロディ
ジャッキー・プライス : キーラ・ナイトレイ

ストーリー:"4日後に死ぬ"ことを運命づけられた男が、未来と過去を行き来しながら繰り広げる予測不可能な物語
 1992年、湾岸戦争で瀕死の重傷を負いながら、奇跡的に一命を取り留めたジャック・スタークス(エイドリアン・ブロディ)。後遺症で記憶に障害をもつ彼は、殺人事件に巻き込まれ、精神病院に送られてしまう。そこで待ち受けていたのは、ある<ジャケット>を着せられ、死体安置用の引き出しの中に閉じ込められるという実験的な治療。暗闇の中で意識を失ったジャックは、やがて15年先の2007年へとタイムスリップしていた。そこで彼はジャッキー(キーラ・ナイトレイ)という若いウェイトレスと出会い、自分が1993年1月1日に死亡したという驚愕の事実を知らされる。1992年の病院に引き戻されるたびにジャケットに身を包んで2007年を訪ね、自らの死の真相を探りあてようとするジャック。やがてジャッキーとかけがえのない絆で結ばれたとき、ジャックに残された時間はわずか4日間だった......。

バタフライ・エフェクトと同系統の映画ですね。タイムスリップがからむ恋愛映画です。サスペンス要素は当初の予想より少なかったです。

バタフライ・エフェクトを先に観てしまっていたのと完成度の高さから言って、こちらの『ジャケット』がどうしても見劣りしてしまいました。そんなに悪い作品ではないのですが、というか最近観た恋愛映画の中ではまぁまぁだと思います。

主人公が最初から生きることを諦めてしまっている印象を受けてしまい、バタフライエフェクトのエヴァンほどの必死さを感じないので私は話にイマイチのめりこめなかったのですが、それがこの物語を終始重く物悲しい雰囲気にしてるのもまた事実。

時間軸が移動する映画は映画の世界に入るまで時間がかかることがありますが、バタフライエフェクトやエターナルサンシャインより、時間軸が飛びまくる回数が大幅に少ないので話についていくのは難しくないと思います。

◆『バタフライ・エフェクト』感想
◆『エターナル・サンシャイン』感想
映画(ラブ) | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0)
「ナイロビの蜂」感想

監督: フェルナンド・メイレレス Fernando Meirelles
出演: レイフ・ファインズ,レイチェル・ワイズ,ユベール・クンデ,ダニー・ヒューストン
STORY: ケニアのナイロビ。ガーデニングが趣味の英国外務省一等書記官ジャスティン。事なかれ主義の彼は、アフリカで精力的に救援活動を続ける妻テッサの行動には深く立ち入らず、見ない振りを通していた。ところがそんなある日、テッサは救援活動中に何者かに殺されてしまう。警察はよくある殺人事件の一つとして処理しようとしていた。しかし、事件に不審なものを感じたジャスティンは、意を決して自ら調査に乗り出す。やがて、事件には国際的陰謀が絡んでいたことを知るジャスティンだが、そんな彼にも身の危険が迫っていた…。


ポスターのデザイン、そして"地の果てでやっと君に帰る"というキャッチコピー。もうとにかく感動のベタベタラブストーリーを想像してしまうこの作品。「シティ・オブ・ゴッド」でブラジルのスラム街をスタイリッシュかつ生々しく描いたフェルナンド・メイレレス監督がラブ・ストーリー!?なんかイメージ合わないなぁ〜とは思いつつ期待半分、不安半分だったんですが、ほんと素晴らしい作品ですね。

アフリカの問題を描いた社会派作品でありながら、ストーリーにのめり込めるようなサスペンス仕立てになっていて、それでいて極上のラブストーリーにもなってる。2時間やそこらでここまで欲張ってしまうと破綻をきたしかねないのに、ラストはそうまとめたか!!って感じ。亡くなった妻と同じ視点に立てたってのをあんなふうに映像で表すのっていいね(あれは真実にたどりついた夫がみた自己満足的な妻の幻影や思い出では絶対ないはず!)。キャッチコピーの君に帰るってこういうことだったのかぁと深い余韻を残してくれる映画です。

趣味はもっぱらガーデニングの外交官。優しくておっとりしてて事なかれ主義。そんな主人公ジャスティン役にレイフ・ファインズがはまりすぎてて、彼以外がジャスティンをやるなんてなんて考えられないぐらいでしたよ。妻の死後、命をかけて謎を追ってジャスティンが変わっていく様が素晴らしい。回想シーンでたびたび出てくる妻テッサ役のレイチェル・ワイズもさすがオスカー受賞だけあってはまってた。熱演です。

夫を愛するが故に何も話さなかった妻。
妻を愛するが故に話してくれなかったことを悩み真実を追い続ける夫。

そんなラブストーリーとして見るより、私は社会派サスペンスとして重点を置いてストーリーを追っかけて欲しい。メイレレス監督が他のどの監督より抜きん出ている点って貧しい国・街・人のみせ方だと思うんです。「シティ・オブ・ゴッド」を見たときも強く感じたんですが、映像がとてもスタイリッシュでポップな感覚すらあるのにちゃんと生々しくて貧しくて汚いんです。それと対極にあるアフリカの広大な自然を写した映像美とのバランス。メジャー作品ゆえにエグく見せる訳にはいかないけど観衆に訴えかけるものがきちんとあるギリギリの絶妙ラインだと思う。私はお恥ずかしながらアフリカの内情などほとんど知らないので想像と思い込みで感想いうしかないけど、この映画で描かれているのはフィクションだとしてもやっぱ死亡率の高さとか病気の蔓延とか医療の遅れとかそんな問題が現実にあるからこそ産まれた作品であり、作り手の訴えたかったであろうこともその辺にあるんだろうな。

しかしそれを訴えるのにラブストーリ要素を強く入れたのにもすごく納得いくぞ。最後まで見終わって観客の中に深い余韻を産むのは2人の愛情です。ラストシ−ンで産まれたその余韻があとから私に色んなことを考えさせてくれた。アフリカの内情勉強した上でもっかい見てみたいいい映画ですね。これはDVD買おう!

「ナイロビの蜂」オフィシャルサイト

映画(ラブ) | 00:45 | comments(0) | trackbacks(4)
エターナル・サンシャイン
エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション
エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション

監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー 、ケイト・ウィンスレット 、キルステン・ダンスト 、イライジャ・ウッド

あらすじ:バレンタインデー目前のある日。ジョエル(ジム・キャリー)は、不思議な手紙を受けとる。「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社」
クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)は、ジョエルが最近喧嘩別れしてしまった恋人。仲直りしようと思っていた矢先に、彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受けた彼は、自らもクレメンタインとの波乱に満ちた日々を忘れようと、記憶除去を専門とするラクーナ医院の門を叩く。博士が開発したというその手術法は、一晩寝ている間に脳の中の特定の記憶だけを消去できるというもの。さっそく、施術を受けるジョエル。ラクーナの技師たち(マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト)が現在から過去へと記憶を消していく間、無意識のジョエルは、クレメンタインと過ごした日々を逆回転で体験する。

タイトルださい。そしてこのDVDパッケージもなんだかなぁ・・・。出演者はジム・キャリーにケイト・ウィンスレット。2人とも特に興味なし。その上、恋愛映画も好きなジャンルではない。しかし、監督がミシェル・ゴンドリーなんです。ハイセンスでシュール。彼の世界観大好きです。このDVDのパッケージデザインとタイトルはいただけませんが・・・たらーっあと脚本はマルコビッチの穴のチャーリー・カウフマンってとこもポイント高し!

ひねりのある恋愛映画でかなり面白かった。非現実的でひねった話なのにも関わらず、「あ、その気持ち分かる分かる!」ってのもあったりして。

ひとひねりある恋愛映画が観たい人にはオススメ。
時間軸の逆行やぶれのある映画が苦手な人は期待はずれかも。


ミシェル・ゴンドリーのPVは好きなの多いけどやっぱダフパンのアラウンド・ザ・ワールドが一番かな。一緒に小躍りしたくなりません!?down


◆エターナルサンシャイン オフィシャルサイト

映画(ラブ) | 15:50 | comments(0) | trackbacks(0)
ネコのミヌース
ネコのミヌース
ネコのミヌース

ある晩、トラックから転がり落ちたドラム缶。ノラ猫ミヌースは、こぼれた薬品を思わずペロリ。するとあら不思議、人間の女の子になっちゃった! 行き場もなく困り果てたミヌースは、引っ込み思案で取材が苦手な新聞記者・ティベの部屋に転がりこむ。置いてもらうかわりに、街中のネコから聞いた話を教えるミヌース。ネコ情報のおかげで、ティベは特ダネ記事を連発! ところがある日、街の有力者のよからぬウワサが聞こえてきて…。

かわいい。絵本っぽいメルヘンな話とかそういう映像が好きな人は絶対みたらいいと思う。ヒロイン、ミヌースのグリーンを基調にしたファッションとか町並みとかインテリアとかなかなかセンスがよくてかわいいんですよ。あと、猫好きな人にもオススメ。猫がしゃべります。そんなにお金かかってないのでモロCGですけど、そんなに違和感かんじなかったです。キャッツ&ドッグスみたいに悪ふざけはしてないですし(この映画も意外と面白くて好きですけど)。
人間になったミヌースの猫っぽい動きがキュート。木から飛び降りるとことか萌えなんですけどー。あと"にゃおにゃおの歌"ってネーミングになんかキュンときた。

オランダ映画ってあんまり観たことなかったけどこれは観て良かった〜。とにかく目で楽しめる作品。そして、お話もほのぼのしてて見終わったあとの気分もいい。ネコ好きと絵本好きにオススメします!

◆オフィシャルサイト

映画(ラブ) | 00:31 | comments(0) | trackbacks(1)
ブロークバックマウンテン

1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。イニスとジャックは、カウボーイとして、ここでひと夏を過ごす事になる。移ろいやすい大自然の中で互いを助け合う内に、彼らの心の中に深い絆が築かれる。それが、ごく自然に男同士の関係へと変化していくのに、それほど時間はかからなかった。保守的な時代、閉鎖的な土地で、20年もの永きに渡り、密かに愛を育んでいくイニスとジャック。互いに妻を得、子供を授かりながらも・・・。しかしやがて、厳しい社会の現実が、2人の関係に影を落としはじめる・・・。

ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門作品賞&監督賞受賞。
全米批評家賞作品賞&監督賞の受賞。
アカデミー前哨戦の賞レースではぶっちぎりトップ。
アカデミー賞作品賞は残念ながら逃したものの監督賞は受賞。

見た人がのきなみ大絶賛してるのでめちゃくちゃ期待して観に行ってきました。結論から言うと、非常によく出来た恋愛映画だと思いますよ。間違いなくいい映画ではあります。でもそこまで手放しで大絶賛するかと言われると私は・・・。(前評判のせいで期待しすぎたせいかも)

一夏の間、2人だけで羊番をしながらブロークバックマウンテンで生活をすることになったカウボーイがお互いを好きになってしまう話なんですが、
寡黙なカウボーイ、イニス(ヒース・レジャー)がジャック(ジェイク・ギレンホール)に心を開いていってポツリポツリと身の上話とか始めるあたり(ここでは友情のめばえ?)はかなりいい感じ。
その後、一足飛びにジャックが一線越えてくるので「ええ〜!?」って置いてきぼりくらいましたが。隣の席の人が「えっ!?」ってホントつぶやいたのに笑ってしまいましたよ。まぁ、そのぐらい唐突だった(笑)
でも友情から愛情にかわるまでを自然にやろうとしたらそれだけで2時間ぐらいたっちゃいそうだから仕方ないのかしら。。。羊番の仕事を終えてブロークバックマウンテンから下りてきたときにはびっくりするぐらいお互い好きになりすぎですから2人。

恋愛映画だけど、愛の言葉とか普通の恋愛映画に比べてびっくりするぐらい少ないのよね。それでも、苦悩とか愛情とかはちゃんと伝えてるというのがこの映画の素晴らしい点。ここはヒース・レジャーとジェイク・ギレンホール、2人の演技力と脚本の力でしょうね。

以下ネタばれです。

ジャックの両親は2人の関係に明らかに気付いてますよね。ジャックの死後にイニスがジャックの両親を訪ねるシーン。ここは映画の中での見所の1つだと思います。息子の意思をくんでやりたいのはやまやまだけど、認めるわけにもいかないという両親葛藤がよく表れてた!

1960年代という舞台設定。そしてカウボーイの生活を描いているという点。これを台湾人のアンリーが撮ったと思うとすごいなぁ。すごーくアメリカらしさが出てる映像でキレイでしたよ(これって外国人から見たアメリカらしさなのかしら???)。

点数をつけるなら5点満点で4点は硬いかなと思います。
軽めですがそういう描写もあるので同性愛に不快感と偏見を持つ人はそれが気になって映画にのめりこめないだろうから見なくてよいかも。

◆ブロークバックマウンテン オフィシャルHP

映画(ラブ) | 12:00 | comments(5) | trackbacks(4)
『バタフライ・エフェクト』感想
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション

STORY:物語の主人公エヴァンは、ごく普通の少年だった・・・時折、記憶を喪失“ブラックアウト”してしまうことを除いて。精神科の医師は彼に、治療のために毎日、日記をつけることをすすめる。やがて時は過ぎ、記憶が失われることの多かった日々はすっかり過去のものとなっていた。そんなある日、大学生になったエヴァンは、7歳の頃からつけていた日記を見つける。その日記を紐解いたとき、いつしか彼の意識は日記を書いた当日の陽光の中にあった。忘れていた、ある出来事が鮮烈に蘇る。幼馴染みの少女ケイリー・・・そしてエヴァンと彼女が引き裂かれることになった決定的な理由。“君を迎えに来る”・・・かつてその約束を果たせなかったエヴァンは彼女への思いゆえ、ある選択をする。それが取り返しのつかない新たな状況を引き起こすとは夢にも思わずに・・・。
 
"バタフライ・エフェクト"とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つだそうで、この映画においては子供時代に戻って些細なことを変えると、未来に大きな変化をもたらすというプロットになっております。人間だれしもきっと思いますよね。もしも、あのときこう選択してたらどうなってたんだろうとか。なんでこっちを選択しなかったんだろうとか。そんな考えてもどうしようもない"もしも"を変えれる能力をもった人がこの映画の主人公です。

設定的には奇抜なものではないですが、すごくいい新感覚恋愛映画でしたよ。面白かったし、感動しちゃった。
サスペンスとSFもちょっと入ってるのですごくスピーディーに展開していって一切飽きさせない作りです。DVDには本編に加えて別バージョンのエンディングも納められてます。後味すっきりなハッピーエンドが見れる"Happy Sappy Ending"も悪くないけど、やっぱオリジナルのエンディングがkyoは1番好き。
ハッピーエンドなのにホントせつないんです。せつないけどエヴァンの力で変えることができた未来の中で最良の選択はこのラスト以外きっとないんです。
エヴァンは自分のしたことを今後も背負いながら生きていくんだなぁって観客に思わせるラストがすごくいい。人間に許されざる行為をしたエヴァンに対しては、このラスト以外は私もちょっと考えられなかったなぁ。


こっから先はミーハーネタです。

主演のアシュトン・カッチャーが半端なくかっこよかった。
今までデミ・ムーアとついに結婚したモデルあがりの役者ね。って印象しかもってなかったのですが、ごめんなさい。このバタフライ・エフェクトではexecutive producerとして製作の方にもクレジットされてたし、演技の方も顔がかっこいいだけじゃなくてすごくはまり役で上手かったです。もう、印象変わりまくり!ファンになっちゃいそう。身長190cmでこの顔は反則や〜。デミ・ムーアが1億かけてアシュトンくんのために整形でボディ大改造したのもうなずけます。



バタフライ・エフェクトではヒゲを生やしててそれがまたkyoのツボでした。いい男が出てるのを抜きにしてもいい映画ですよ、バタフライ・エフェクト。
アシュトン・カッチャーの見た目は素敵なボーナスポイントってことで。


映画(ラブ) | 00:16 | comments(2) | trackbacks(2)
大停電の夜に
『大停電の夜に』という邦画が11月19日から公開されます。
チャリチョコ上映前に予告が流れていて「ジュンパ・ラヒリの"停電の夜に"を日本風にアレンジした話???あのエキゾチックな雰囲気を邦画で出せるんかいな!?」って思ってたのですが調べてみたらそうじゃないみたいですね(クレジットにもジュンパ・ラヒリの名前はなかったし)。でもジュンパの作品を知らなかったとは言えないほどのお粗末な題名と内容(←イントロ読んだ範囲での判断では)…。ラリヒの邦題に"大"をつけただけって…。あきれて言葉もでませ〜ん…(^_^;)

映画の概要↓
『大停電の夜に』
監督 :  源孝志
出演 :  豊川悦司、田口トモロヲ、原田知世
あらすじ: クリスマス・イヴ。ラヴ・ストーリーが輝きだすのは、すべての光が消えた時。停電の東京で、それぞれの胸に灯った“想い”が、いま、それぞれの光を放ち、走り出す。こんな夜だから、こんなイヴだからこそ、どうしても会いたくなる。いちばん大切な“あなた”に・・・。【大停電】という題材は、非日常的でありながら、昨今、ニュースを賑わす災害を見ていると、実は身近に起こりうるかもしれないという設定だ。そんな事態に見舞われた、しかもクリスマス・イヴの東京を舞台に、一夜かぎりの物語を誕生させた。12月24日の夜にはじまり、25日の朝までを、かつてない映像とドラマティックな展開で、そこに生きる男と女を描き出す。光が消え、キャンドルに火を灯し、自分の胸にそっと手を置いた時、はじめて見えたもの、感じたもの、そして知ったこと。本当に必要なのは、目に見える“明かり”ではなく、何かを伝えたいと思える“あなた” だった。本作は、3つのことにインスパイアされ、創りだされた“オリジナル・ストーリー”。




停電の夜に
停電の夜にこの本はホントに素敵です。
心理描写が絶妙というかハッピーエンドじゃない話もいっぱいなんだけどなんだかあったかい。そしてエキゾチック。素敵な短編集です。
表題の"停電の夜に"は死産をきっかけに溝ができてしまいお互いあまり顔を合わそうともしなくなった若い夫婦が、5日間毎晩1時間停電が余儀なくされる事態に遭遇します。蝋燭の明かりの中、今まで黙っていたことをしゃべろうと妻が提案し、そしてさまざまな秘密を語り合っていきます。
いつか復旧する停電という環境と夫婦の心に出来てしまった亀裂の中の闇に明かりがともっていきじわじわと動いていく感情の様子をかけてるんでしょうね。TVも明かりもない特殊な状況でこその心理描写。それと短文にも関わらず登場人物が丁寧に描かれていて話にのめりこんでしまいます。
オススメの一冊です。
映画(ラブ) | 00:01 | comments(2) | trackbacks(0)
感動!コレ、ホント泣ける映画!
JUGEMのトラックバックBOXのお題『感動!コレ、ホント泣ける映画!』
です。別にネタ切れって訳ではないですが書いてみたいと思います。

イングリッシュ・ペイシェント
イングリッシュ・ペイシェント私、なぜか極めて心の冷たい人間と言われることが多々ありまして、まぁ実際、恋愛映画とかってあんまり好きじゃないというか感情移入できることもないし、どの辺を楽しんでいいのか理解に苦しむんですがこの映画は素敵だと思います。5回ぐらい観ましたが全部泣きました。美しさで魅せる映像、そして巧みな会話で魅せる脚本、そして上手い脚本だからこそ成功している微妙な時間軸のぶれ。2つの悲しい恋愛を描くことで戦争を遠まわしに批判しているとこもいいですね〜。

時間軸のぶれはあるしテンポは遅いしで最初はちょっと意味不明。でもラストまで見るとストーリーが1本の糸のようにキレイに繋がるんです。主人公の悲しい過去の記憶が全部もどって冒頭のシーンに繋がった瞬間、映画館なのに涙がポロポロ溢れて止まりませんでした。

ラストのレイフ・ファインズ演じる主人公が看護婦役のジュリエット・ビノシュにもう楽にしてくれとモルヒネをせがむシーン、あまりにも悲しいシーンです。
映画館であんなに泣いたのは後にも先にもこれだけです。

恋愛映画苦手。戦争映画嫌い。なkyoがなぜかその2つの要素満載なこの作品だけは大好きです。映画っていいなと思える超A級作品です。
映画(ラブ) | 00:58 | comments(0) | trackbacks(1)
THE ENGLISH PATIENT
イングリッシュ・ペイシェント         『イングリッシュ・ペイシェント』

97年度アカデミー賞9部門受賞の大作恋愛映画です。
これで見るのは4回目なのですが見れば見るほど脚本・映像美・
演技どれをとっても素晴らしい拍手第二次世界大戦のサハラ砂漠が
舞台。事故でおおやけどを負い記憶を亡くした男が看護婦らとの
やりとりで徐々に悲しい記憶を取り戻していくという手法なので微妙な時間軸の揺らぎがあるのですが、それが下手すれば不倫の
メロドラマとなりかねない題材を見事に秀逸作品へと昇華させています。
一回目見たときも感動して泣くには泣いたのですが、細かいとこを言えば前半部分が?だったり、途中に無駄なシーンが多くて長いなとか思ったんですが
2回目みたときには全てが伏線でありラストへ向けての意味のあるシーンばかりであることに気付かされます。ほんとに良く出来た脚本やと思います。
レイフ・ファインズ、ジュリエット・ビノシュ、クリスティン・スコット・トーマスの微妙な表情の演技にも圧巻ですグッド

映画(ラブ) | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0)

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