ディズニー&ピクサーの最新アニメ「カーズ」を昨日、試写会で見てきました。他のピクサー作品、トイストーリーにおけるおもちゃの世界、ファインディングニモにおける魚の世界とは違って「カーズ」は完全な車の世界。人間なんていなくて車だけの世界なんです。
最初、20〜30分はどうしても車がしゃべるっていうのに違和感を感じてしまい、表情豊かすぎる車たちを気持ち悪く感じたものですが、そこはさすがピクサー作品。車の車体にうつる景色を筆頭としCGのクオリティはめちゃくちゃ高くなんとかカバー。途中からは車がしゃべるのにも慣れることができました。
ストーリーは単純明快でなんのひねりもありませんが、最近のアメリカ作品で子供に安心してみせれる作品ってアイスエイジ2ぐらいしか思いつかないぐらいですから、この「カーズ」、そういう意味でも数少ない大人が安心して子供を連れて行け、そして自分も楽しめる作品です。思い通りの展開にも関わらず、観終わったあとに爽快感があって、舞台のルート66に行ってみたくなるような映画です。
大人がみればストーリーはもうひとひねり欲しいところではありますが、キャラクターが個性的なので面白いですよ。予告だとニモやトイストーリーに比べてキャラクターデザインかわいくないな…って思ってたんですが、観終わった頃にはなんか好きになってます。
車っていう女の子とは結びつかないアイテムを使ってる上にしかもヒロインのカラーは薄いブルー。普通に考えると女の子っぽくピンクとか使いたくなってしまいそうですがそこをあえてブルーにしてあるだけあって、色の持つ力でよりヒロインがクールでツンデレ系に見えてきます(彼女は弁護士ならぬ弁護車なので知的クールキャラなんです)。
アメリカでは、2週で1億ドルオーバーと普通の映画でいけばかなりいい数字をたたき出してますが、ディズニー&ピクサー作品としてはかなり不満ののこる数字でしょう。やっぱニモに比べてキャラデザインがかわいくないからだよ多分…。
◆カーズ公式サイト
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